※個人の感想です
これで歴史を学ぶという記事を見かけたけれど、この作品の時代考証は甘いので、参考にしない。大正ファンタジーくらいに思っている。
そもそも、作中で描かれた史実エピソードはにわかに思い浮かばない。歴史物語でも時代物でもないのだから。
けれど、この作品をきっかけに、自分で平安時代、戦国時代、大正時代をそれぞれ調べたりするなら良いきっかけになると思う。
和風ファンタジー、勧善懲悪、復讐譚、時代物、コメディー、仏教など色々な要素が散りばめられており、この作品自体から何かを学びとることは難しい気がするけど、学びたいとか始めたいというきっかけになるなら素敵だと思うし、そういう意味でハマっている人も多い気がする。
個人的には漫画を通じて学ぶってこういうことだと思う。この作品からは歴史も組織論も倫理観も学ぶことは難しいと思うけれど(もともとそのような趣旨でかかれてもいないと思う。ふわっと和風ファンタジーだと思う)、この作品をきっかけに、その道の専門家が書いたものを読んだり、調べたり、考えたりするならとてもいい動機づけになると思うのだよね。勿論、本人の自発的に行われるという前提で。
倫理的に問題あると思う描写も、親子できちんと話し合ったりするならいいと思う。どうしてこの人はこのような台詞を言ったのか考えたり。しかし、現代の忙しい家庭環境で、エンタメコンテンツにそこまで真剣に向き合ったり話し合ったりすることを求めるのは難しい。だからこそ、道徳的なコンテンツとして売り出すなら一貫性を保つなり、あるいは注釈を入れるなどしてほしいなと思う。もしくは最初からやさしい〇〇などとキャッチコピーしなければよいのにとも思う。